みなさんこんにちは、森田です。
早いものでもう7月ですね。
今年の上半期には本当に考えようのない悲惨が出来事がありました。
一人ひとり様々な体験をしてこられたと思いますし、
今でもまだ、「振りかえる」なんて心境に至っていない人もたくさんいらっしゃると思います。
東北で暮らしている私たちはあの日、被災しました。
ご家族を失った方々、
家や車、大切なものを失った方々、
当たり前の日常が一瞬で奪い去られ、未だ非日常の中におられる方々には、
本当にどのような言葉をかけさせてもらったらよいのかわかりませんし、
新聞やメディアを通じていろんな震災関連の情報を見聞きするたびに、とにかく胸が痛む毎日です。
この日記を読まれている人の中に、この震災で大きな心の痛みを負っている方がいらっしゃいましたら、
改めまして、心からお見舞いを申しあげます。
7月。
年間雨温図で、最も暑くなる時期が始まります。
太陽は、いま私たちが置かれている状況や、電気供給力の不足を気にも留めず、今年も熱い熱を降り注ぐでしょう。
今年は辛抱の夏かもしれません。
「私たちにできること」
なんどもなんども問いかけられ続けている言葉です。
いち被災者でもある私たちにできること。
何よりもまずは体調管理だと思います。
就職活動や、資格取得のための勉強、その他サークルやアルバイト、もちろん本分である学業。
工大生の皆さんにはそれぞれにかかってくる課題や仕事があると思います。
どうか無理はなさらず、でもその中で、何かできそうなことがあればほんの些細なことであっても前を向いてたとえ半歩でもいいから進んでみる。
もちろん、どうしても進めないときは止まって、こころの呼吸を整えることも必要でしょう。
でも、「今」というときをどうか大切にして。
実は先日、佐藤初女さんという方のお話を聞きました。
かれこれ数十年、いろんな方と親身に関わられてこられた90歳の女性から、私は力をもらいました。
おすそわけというと変な話ですが、少しでも皆さんにその力をわけることができたら、と思い、
こういう内容のお話を改めてさせてもらいました。
みなさんにとってよい季節になりますよう、心から願っております。
私も、前を向いて歩いて行きたく思っています。
まずは、個人内サマータイムの継続。
一歩一歩、それぞれの歩幅で進んでいきましょう。
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