こんにちは、長町より森田です。
9月に入り、風が秋の気配を運んできています。
この空気を吸うといつも思い出すのが、
秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる
平安時代に藤原敏行の詠んだ歌で、古今和歌集にも収められているものです。
秋は、春のような桜もないし、夏のようなギラギラの太陽もない。
冬のような凍てつく強烈さもない。
しかし、独特の郷愁感というか、せつなさを含んだノスタルジックな気持ちを湧出します。
キンモクセイなぞが漂った日にはぐっとその世界に吸い込まれます。
また、スポーツ、読書、食欲など、様々な修飾語によって表現される秋は、
草木が枯れ行く様とは対照的に、意外にクリエイティブな季節かもしれません。
新しいことをチャレンジするのに、早い遅いはない。
お腹の脂肪にとってもクリエイティブにならないように、日々気をつけねばなりません。
では、また。
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