2016年1月29日金曜日

言葉にするということ : 春休みを迎えて

学生の皆さんは春休みに入りましたね。

定期試験等、お疲れ様でした。


春休みという期間が2カ月も確保されているのは、大学生だけの特権でしょう。

何もせずに終わった・・・ということでも良いのですが、せっかくの時間ですから有意義に過ごしたいという方もいらっしゃると思います。


そんな方におすすめするのは、したいことをリストアップする、ということです。

要するに、言語化することが肝ということです。


良くも悪くも、言葉はこころ(そして行動)を支配します。

それは私たちが知らぬ間に影響を受けていると言ってもいいでしょう。



ですから、まずは、漠然としたイメージではなく「○○をしたい」というところから言葉にする。

次に、「○○をする」という計画を立てて、実行してゆくということになります。


そして、行動した後、それを言葉にして収めることも意義があります。


私はいつも旅行記を作ります。

写真も、とりっぱなしではなく、ワードに思い思いに貼り付けてアルバムのようなものを作り、印刷してファイルに綴じたりすることで、ずいぶん体験そのものが変わってきます。

そうした旅行記やアルバムは、いつか振り返った時に再び思い出として「再体験」できるきっかけにもなります。


言葉にすると、いろんな体験が自分にとっての意味と照合されます。


たとえば、長い時間漠然とスマホでゲームをして過ごしていきそうな人は、その体験を言葉にしてみてください。

「○○というゲームをして、自分は○○だと感じ、自分の人生にとって○○という意味がある」という風に。

たいていの人は、言葉にできません。ただ流されるままゲームの世界に浸っているからです。
自分にとってそのゲームをすることの意義を再び問うてみると良いと思います。

(もちろん、そこに素晴らしい意義を見いだせる人は、ゲームがあなたにとって重要なので、精一杯楽しんでください)



言葉にできるという人間の特権を最大限生かしたいものです。

0 件のコメント:

コメントを投稿