空は,まるで心の鏡のように,自分自身の状態を映し出すものです。
この空に何を感じ,何を思うか。
表題のように,すっきりしない,という感じ方をするのか。
あるいは,涼しげな空と感じるのか。
逆に,晴れ渡っている空であっても,時と場合によっては快くは思わないかもしれません。
外側の世界,ではありますが,それを「私」が感じとるとき,内側の世界の一面がそこに投げ込まれ,外側のものとして変換されて回収されている可能性もあるのです。
人との関わりにおいても,そういうメカニズムが背景にあります。
あの人は自分を避けている,自分を馬鹿にしている,など。
「明らかに」相手から発せられている態度や,言動であっても,それをどのように受け止めるのか,というときには,自分の内側の世界が必ず反映しています。
特に,それが何日も心の中にひきずっていたり,必要以上に感情を揺すぶられたりしたときは,自分のなにかが活性化させられたと考えることができます。
「あいつは変わったやつだな」と笑い飛ばせない時には,自分の心のなかにある”何か”を刺激されたのでしょう。
こういう心のメカニズムを心理学用語で,投影と言います。
心理学に興味がある人は,ぜひ訪ねてくださいね。
ではまた。
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